今回は2023年5月に発売された
ヨシタケシンスケさんの「メメンとモリ」の
読書感想文・レビューになります！
「メメンとモリ」が気になっている方にオススメの記事ですが
さらに
「なんだか、生きづらいなぁ～」と感じている人
「メメンとモリ」を読むことで
きっとあなたの心を軽くする言葉と出会えるはずです！
ヨシタケさんってどんな人?
下記はヨシタケさんの経歴とこれまでの功績です！
1973年神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。
https://yoshitake-ten.exhibit.jp/
~中略~
2013年に初の絵本『りんごかもしれない』（ブロンズ新社）を出版。
７度にわたりMOE絵本屋さん大賞第１位に輝く。
『りんごかもしれない』で、第61回産経児童出版文化賞美術賞、『つまんない つまんない』（白泉社）の英語版『The Boring Book』で、2019年ニューヨーク・タイムズ最優秀絵本賞受賞。
引用：Profile | ヨシタケシンスケ公式web (yoshitakeshinsuke.net)
ヨシタケさんが描いた
ヨシタケさんのイラストがこちらです。
ヨシタケさんの優しような雰囲気・特徴が
絶妙に表されてます！
長編絵本「メメンとモリ」のあらすじ
「メメンとモリ」は長編絵本！
一般的には絵本は多くて10ページほどで終わりますが
「メメンとモリ」は違います！
絵本の厚さがなんと2cm
読み応えばっちりです！
登場人物は小さい子供2人
姉のメメンと弟のモリ。
２人の会話で話が進んでいきます！
内容は三部構成になっており
どのお話もヨシタケさんの考えが詰まっている内容です！
下記が三部構成のタイトルです！
【あらすじ】
第1部 弟・モリがお皿を割ってしまうことから始まる…
「メメンとモリと ちいさいおさら」
第2部 2人で雪だるまを作ったものの、不格好になり…
「メメンとモリと きたないゆきだるま」
第3部 つまんない映画を見たところから、会話が始まる…
「メメンとモリと つまんないえいが」
「メメント・モリ」の意味って？
今回のタイトル「メメンとモリ」は
ちょっとしたダジャレ？になっています！
ご存じの人もいるかもしれませんが
「メメントモリ」はヨーロッパでの古くからの言葉です！
その意味とは、ラテン語で
「メメント・モリ」＝「自分が、いつか死ぬ運命にあることを意識して生きよ」
この意味を知ったうえで
「メメンとモリ」を読み進めると
内容をさらに楽しめるかもしれません！
ヨシタケさんから読者へのメッセージ
ヨシタケさんがこの絵本を執筆するにあたり
下記のような思いをつづっています！
ある日思い付きでメモ帳に書いた「メメンとモリ」の文字を見て、思ったのです。
『メメンとモリ』発売記念特設サイト | ヨシタケシンスケ | 特集 | ヨメルバ | KADOKAWA児童書ポータルサイト (yomeruba.com)
そんなタイトルの本があったら、ちょっと読んでみたいなと。
「なんか思ってたのと違う」と感じていただけたら、うれしいです。
ヨシタケシンスケ
「なんか思ってたのと違う」と感じましょう！
私の「メメンとモリ」の感想
「メメンとモリ」の内容に凄く心打たれました！
全編全てを通して
ヨシタケさんの考えが詰まっています！
しかし、それを強く押さず
「こんな考えもあるよね？」と
提示してくれることに
とても優しさを感じます！
特に「生きているのに疲れた人」
「なんでこんな事してるんだっけ？」と
生きづらさを感じている人
には是非読んでいただきたいです！
きっと心が軽くなる言葉が詰まっています！
長編の「絵本」と紹介しましたが
これは大人のための絵本です！
なので子供が読む場合は、
大人になるまで何度でも楽しめる絵本です！
最後にオチがあり
深い内容なのに、読み終わりが気持ちよくて
一家に一冊あって良い本です！
①優しさを感じるメッセージが満載
②生きづらさを感じている人の心を軽くする！
➂大人も子供も何度でも読んで楽しめる
もっとメメンとモリを楽しむなら！
こちらは2023年8月22日に公開されたインタビュー記事になります。
この記事では
【インタビュー記事の内容】
・ヨシタケさんが「メメンとモリ」に込めた思い
・親としての想い
などがインタビューされています！
最後には直筆イラストメッセージもあるので
気になる方はチェックしましょう！
もっとヨシタケさんの絵本を知りたい人は…
メメンとモリ以外にも
ヨシタケさんは沢山の絵本を執筆しています！
下の記事ではヨシタケさんの
全ての絵本を紹介しています！
是非、チェックしてください！
どれも名作ぞろいです！
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